君の幸せ

いくときは道が知らないせいか長く感じた
だけど帰りはとても早くついた


「また誘っていい?」
「うん。ありがとう♪」




私は光希の後ろ姿に手を振った

少ししてから
玄関の扉をあける


「おかえり。本当にお昼を食べただけだったんだね」
「公園にもよったよ。」
「夕飯まで時間あるんだからいれば
よかったじゃない」


お姉ちゃんは読んでた雑誌を閉じた


「どうだった?」
「ジャングルジムに登った」
「ジャングルジム??」



「光希くん好きなんだって」

お姉ちゃんは微笑んで私の肩を叩いた


「ご飯なに食べたの?」
「チャーハンだよ。交換したの」
「ラブラブだね」

携帯をいじりながら
私の顔を見る


「ラブラブ?」
「デートじゃん。立派な」
「そうかなぁ。」


考えもしなかったことを言われて
なんだか恥ずかしくなる

「ご飯できたら呼んで。」
「たまには奏楽が作ったら?」
「勉強しとく」

光希にメールを送らなきゃいけない
そんな気がした

今日が楽しかったから
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