森の守り姫

「ねぇ、今回もまた帰らないの?」


全ての授業が終わり、寮の自分の部屋でくつろいでいるとき、まどかが私にそう訊ねた。


口調はどこか淋しげである。


「あー…うん」


「えーっ??いったいいつになったら帰るのさー!」

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