記憶のキロク
「俺は、父さんを殺したんだ。自分自身の身を守るために……だから、俺は春風ちゃんの気持に応えられる資格は無いんだ……」
口が勝手に言葉を紡ぎ出していく。
「そんなのいい訳だよ!! 誰かの気持に応えることに資格なんて、要らないんだよ!」
「だけど俺は一生消えない、罪を背負ったんだ。たとえ資格があったとしても、やっぱり気持ちに応えるべきじゃないんだと思う」
口が勝手に言葉を紡ぎ出していく。
「そんなのいい訳だよ!! 誰かの気持に応えることに資格なんて、要らないんだよ!」
「だけど俺は一生消えない、罪を背負ったんだ。たとえ資格があったとしても、やっぱり気持ちに応えるべきじゃないんだと思う」