記憶のキロク
数日後
 春風ちゃんの葬儀が全て終了し、春風ちゃんが天国へ旅立ったのを見送ったその足で、俺はとあるビルの屋上へ行った。

 そして、縁に近づいた。

「ごめん。春風ちゃん。約束守れるかわかんないや」
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