イタズラっ子、ただいま参上!!
ピピピピピピピピ

『う~、学校か。ふぁぁ』

「なんだこれーーーー」

『!?』

隣の部屋から普段叫んだりしない由希の叫び声が聞こえた。

バンッ

『どうした!?』

「これ、こ、これ。着けろって母さんが!」

『なんじゃこりゃーーーー』

そこにあったのは

ダッサイ眼鏡2つとダッサイかつらだった。

そして1枚の紙

【これ、着けてってね。あとユウはスカート膝しただからね!むやみに殺気出しちゃだめよ!?ちょっと、1か月ほど出るんでそこんとこヨロシク。

グッバイ

美人なママより】

『「うがーーーーーー」』

ビリッ、ビリッ

『ふっ、これでいいさ』

「でも変装はしなきゃね」

『む…。そうだな』

私達は支度をして家を出た。

いつも私は胸あたりの黄メッシュ入りの黒髪をポニテしてたけど今は黒髪のおさげ頭。

由希は普段肩につかないくらいの長さの赤メッシュ入りの黒髪だけど今はボサボサ黒髪。

『「さいあくっ」』


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