イタズラっ子、ただいま参上!!
「ミサキ!なんか落ちてきたぞ?」

「はぁ?リョウ、なにいってんの?」

段ボールの動きが止まった。

おそらくこの美形二人が運んでくれているのだろう。くれている?いやバカな!運ばれている、だった。


「の、の、の、呪い!?」

「はー、こんなの脅しよぉ。お、ど、し!」

『脅しじゃない。』

「呪いはしないけどねぇ」

トスンッ

ナイフでせっせっとあけた出口から私たちは降りた。

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