大切な人に想いを伝える魔法の言葉
「あなたのことがよくわらかない」
案の定、彼女は僕に言葉を告げました。
しかし彼女はその言葉のあとに続けて
「だから、あなたのことをもっと知りたい」
と、まっすぐに僕を見つめて訴えかけてきたのです。
今まで「わからない」と突き放されたことはあったけど、
「知りたい」と求められたことなどありませんでした。
まさか相手が自分のことをもっと知りたいと
思っているとは考えていなかったので
とても驚きました。
「なんでそんなに知りたいの?
なにかを疑ってるの?」
僕はあわてて、これ以上踏み込ませまいと、
切り返しの言葉を彼女にぶつけました。