大切な人に想いを伝える魔法の言葉
数ヶ月たって資格試験の合否通知が届き、
彼女から彼のスマホにメールが。
- - - - -- - - - - - - - - - - - - - - - -- -
「試験の結果が届きました。
・・・残念!不合格でした(泣)
全然点数も足りなかったみたい
やっぱり私には無理だったのかなあ」
- - - - -- - - - - - - - - - - - - - - - -- -
気丈に振るまってくれているものの
どれだけがんばっていたかを知っていたし、
その分、彼女がひどく落ち込んでいることも
かんたんに想像がついた彼は、
目の前にあったノートに赤ペンで
さらさらと何かを書き始めました。