ミックス・コーヒー
ミクリは出来合いのおかずを吟味している。
……朝からコンビニ?
微妙に人のことは言えない尚樹だったが、無意識にそう思ってしまっていた。
視線に気づいたのか、ふと、ミクリが振り返った。
彼女の表情が変わる。
「あ、おはよう」
尚樹が笑顔で声をかけると、ミクリは口をあんぐりと開けて、目をぱちくりさせた。
「……んな、尚樹さん!」
「んな?」
言いながら、尚樹が笑う。
そして、彼女の手元を見る。サラダだった。
「それ、買うの?」
「あ、はい。朝ご飯の一部にしようと……」
「ご飯まだなら、うちに食べ来る?」
……朝からコンビニ?
微妙に人のことは言えない尚樹だったが、無意識にそう思ってしまっていた。
視線に気づいたのか、ふと、ミクリが振り返った。
彼女の表情が変わる。
「あ、おはよう」
尚樹が笑顔で声をかけると、ミクリは口をあんぐりと開けて、目をぱちくりさせた。
「……んな、尚樹さん!」
「んな?」
言いながら、尚樹が笑う。
そして、彼女の手元を見る。サラダだった。
「それ、買うの?」
「あ、はい。朝ご飯の一部にしようと……」
「ご飯まだなら、うちに食べ来る?」