君が見たいから ~ Extra ~
露になった豊かな乳房の先端が、外気と彼の黒々とした目に晒され、たちまちぴんと張り詰める。
唯が息を呑んだのとほとんど同時に、焼けつくような口が我が物顔にそれを押し包んだ。
敏感な二つの蕾を交互に幾度も熱い舌先で洗われるうち、次第にあられもない声が漏れてくる。それでもまだ手は頭の上に拘束されたまま。
予期せぬ事態になすすべもなく、ただあえぎ、のけぞった。唯のささやかな抵抗などものともせず、彼はスカートを下着もろとも引きずりおろすと、滑らかな腹部から下半身の敏感な部分に至るまで、たっぷりと時間をかけて濡れた道筋をつけていく。
身をよじって呻いても、嫌だと訴えても、行為は容赦なく続いた。唯の快感の要所を、とうの昔に彼女以上に知り尽くした手と唇と舌は、彼女の最も敏感な部分を探し出しては果てしなく弄ぶことを繰り返す。
次第に与えられる快楽の虜になって、意識さえかすみ始めるほどだ。
全身を痙攣させた唯が、大声を上げてのた打つと、ようやくソンウォンは彼女の手を解放し、身体を起こした。
彼の息も上がっていた。汗ばんだ男らしい肉体から邪魔なコーデュロイシャツとジーンズを剥ぎ取るように脱ぎ捨てると、唯の上にのしかかり、張り詰めた全身をぴったりと重ね合わせてきた。