Sky*Girl
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目的地の駅−−郁土駅につく。

先生とあたしは静かに駅を後にし、二人で歩いている。



……夏の天気は晴れが多い。
少なくとも、あたしの経験上、そうだ。

あたしは暑くて、スクールバック−−スクバから下敷きを出し、力の許す限り扇ぐ。



「はー…暑いですねー」



わざとらしく、語尾を伸ばしてみる。


「あ?そうだな」



返ってきたのは、普通の反応。

……どうやら、先生に嫌味は通用しないようだ。
残念。


チラリと先生の方を見ると、先生はなんと小型扇風機で涼んでいるではないか。



………って、小型扇風機って持ってきて良いんかい!



思わず、心の中で突っ込んでしまっていた。



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