裏表ガール時々イケメン

今日ほ日替わり定食はカレーらしい。

でも、カルボナーラが食べたいのだ。

「私はカルボナーラで、ゆうきはペペロンチーノだけど、るーはどうする?」

ゆうきのは勝手に決めた。

「んー、んじゃあ、グラタンにする。」

食事を受け取り、空いているテーブルについた。

「あ、るーじゃん!!!」

だれの声だ? うるせーな。

「あっ、ろー! ろーも一緒でいい?」

噂の炉枦か、もちろんいい。

「うん、私達邪魔じゃない? 大丈夫?」

さりげなくいい子ちゃん。

「ぜっんぜん。」

炉枦が来てからは、この学園のこと、一年生の注目者などを教えてもらった。

どうやら、この学園では上位の十位は全く動かないらしい。

成績優秀者はけっこうかわるが、中学校の時から生徒会も風紀委員会はほとんど。
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