裏表ガール時々イケメン
ゆうきと高城、そして風紀委員会候補と会議室へ向かう。
高城はかっこ良かった。
流石、前中学生徒会長だ。
タブレットを開き、陸先輩の情報を見る。
高城昴
前中学生徒会長・家 ホテル王
才色兼備の自信家
なるほど、下唇噛んでいるわけだ。
「入れ。赤藍説明してやれ。」
「了解。まずは、腰を下ろしてね。」
もちろん、ゆうきの隣に座った。
「候補の人はこれから、一分間スピーチを行うから考えといてね。その後、反対側がいるか聞いて、どんな理由でも5割いれば、落選になるわ。」
そういえば炉枦が、ここで落ちることはめったにないが落ちればいじめられると言っていたような。