裏表ガール時々イケメン

「…では、不合格者は二人。次に川崎と高城のどちらかを発表する。」

まぁ、ゆうきは落ちるだろう。

「川崎有来となった。」

なんでやねん。

「しかし、個人の強い希望のもと、高城となった。」

よかった。

あと一週間たてば引っ越しか。

「この後は荷物を出来るだけまとめるように。生徒会と風紀は集まりがある。それでは解散。」

疲れたぁ。

と思いながらも笑顔でゆうきのもとによる。

「なんでやねん、俺んのこと言わなくてもいいやないか。」

「まぁ、仕方がないんじゃない。」

生徒会室や風紀委員会室のある特別校舎に向かって歩く。

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