裏表ガール時々イケメン
「でもBクラスで可愛くて頭は普通だけど、運動神経抜群な子がいる。サバサバした感じ祖父が韓国で中等部のときはグループにいたからいいと思う。」
「名前は田辺・リ・水輝(タナベ・リ・ミズキ)」
さすがゆうきだ。
陸先輩も言い人だ。
「よし、明日接触を図る。」
彼氏もいい感じの人欲しいな。
でも、うちは愛するよりも愛される派がいい。
優しくするのは簡単だけども、愛するのは難しい。
なんせ、表だけの心なのだから。
「まるで餌だな。飼い慣らすための。」
「そんな言い方しなくても。世界はまだまだ広いんだから。」
「大丈夫。一人位ばれても信仰には適わないって。」
沢山の人を信じさせるように行動する。
「ゆうき、ビーフシチュー。」
そんな毎日を過ごすだけなのだ。