裏表ガール時々イケメン

「すいません、私の責任で。」

隣のクラスの春ちゃんがペコペコしていた。

「大丈夫やって。」

「でもそのせいで高総体が…」

「高総体は来年もあるん、けどぉ春ちゃん助ける方はさっきしかないやん。」

とりあえず重傷じゃなくてよかった。  
「成、お願いあるんやけど。」

多分、高総体だろう。

「高総体のスケットならいいよ。」

「ありがとう。」

んじゃ、これからバスケ部に行くか。

マネージャーとして入ってるがプレーは断っていた。

仕方がない。

「成信さんはバスケ部のことお願いしていいかしら、ゆうきくんはこのまま寮にね。」

「はい、ゆうきのことお願いします。」

< 85 / 99 >

この作品をシェア

pagetop