裏表ガール時々イケメン

人間が信じられなくなった、楽だから猫を被ったのに。

「あたしはあんたらのこと結構気に入ってんの。」

ずるいよね、人間って。

「あたし強いし。有来達がWWsのダブルエースってことも知ってたし。」

そう言って笑ってから、振り返らず行ってしまった。

「ごめん、頼まない方がよかったかも。」

「親友から迷惑は嬉しいだけだよ」

そう、いつかゆうきが言った。

「戻ろう、部屋に。」

うん、頷いて足を進めた。

ーーーーーーー ー

さて。

自分は今部屋にいる。

ゆうきは病院へ行った。
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