裏表ガール時々イケメン

それにつられて自分も座ると先輩は口を開いた。

「  」

あれ? なんか言った?

「へ?」

「好きです。付きあって下さい。」

華神原先輩ならいいよ。

イケメンだし。

でもなんか華神原先輩だとlikeに聞こえる。

「 ー本当ですか?」

「うん。」

この癒される雰囲気に飲まれている。

「あ、likeじゃなくてloveの方。」

どーしようか。

「いいんですか? こんな私で。」

「うん。」

「お願いします。」

華神原先輩ならいい。

でもわこの空気が柔らかい。

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