ヴァンタン
目の前の鏡に乙女の鮮血を捧げた。


チビと私の目の前で、鏡が再生していく。


――パパ……これで良いんだよね?


――パパ早く来てー!

私はパパを待つつもりだった。
でも、骸骨が迫っていた。


私達は仕方なく、鏡を抜け出す準備をした。




< 179 / 198 >

この作品をシェア

pagetop