モントリヒト城の吸血鬼①~ヴァンパイアの花嫁~
「…ベットから
落ちちゃうとか?」
沙羅の素朴な疑問に
朔夜はいいえ、と
微笑んだ。
「幼いとはいえ、
女性と同じベットで
寝たら、抱きしめて
離しませんよ。
…いろいろ触られ
でもしたら、困る
でしょう?」
先ほどは成人するまで
子供として扱うような
ことを言っていたくせに
、艶やかな笑みを
浮かべてそんなことを
宣言する。
そういう男女的な話とは
まだまだ無縁の沙羅も、
さすがにそれは恥ずかしい。
朔夜の言う姿を
想像してしまい、
顔を真っ赤に染めた
沙羅は、もそもそと
毛布の中に隠れてしまった。
落ちちゃうとか?」
沙羅の素朴な疑問に
朔夜はいいえ、と
微笑んだ。
「幼いとはいえ、
女性と同じベットで
寝たら、抱きしめて
離しませんよ。
…いろいろ触られ
でもしたら、困る
でしょう?」
先ほどは成人するまで
子供として扱うような
ことを言っていたくせに
、艶やかな笑みを
浮かべてそんなことを
宣言する。
そういう男女的な話とは
まだまだ無縁の沙羅も、
さすがにそれは恥ずかしい。
朔夜の言う姿を
想像してしまい、
顔を真っ赤に染めた
沙羅は、もそもそと
毛布の中に隠れてしまった。