モントリヒト城の吸血鬼①~ヴァンパイアの花嫁~
酷く、落ち着かない
気分が先ほどより
大きくなった。
…もっと、触れたい。
ぎゅうっと、抱きしめて、
離したくない。
それで、もし、凍夜にも
抱きしめ返してもらったら…
落ち着くどころか、もっと
浮足立つに違いない。
無防備な寝顔を見て
いられるのがうれしくて、
再びこぼれそうになる
ため息を飲み込んだ。
心臓が、なんだかきゅっと
締め付けられる。
…もう少しだけ…。
そう思って、顔を近づければ、
心臓はますます締め付けられる。
…やっぱり、我慢、できない。
衝動的に、姫乃は無防備に
寝入る凍夜の頬に口付けた。
気分が先ほどより
大きくなった。
…もっと、触れたい。
ぎゅうっと、抱きしめて、
離したくない。
それで、もし、凍夜にも
抱きしめ返してもらったら…
落ち着くどころか、もっと
浮足立つに違いない。
無防備な寝顔を見て
いられるのがうれしくて、
再びこぼれそうになる
ため息を飲み込んだ。
心臓が、なんだかきゅっと
締め付けられる。
…もう少しだけ…。
そう思って、顔を近づければ、
心臓はますます締め付けられる。
…やっぱり、我慢、できない。
衝動的に、姫乃は無防備に
寝入る凍夜の頬に口付けた。