モントリヒト城の吸血鬼①~ヴァンパイアの花嫁~
「…!?」
服が、ない。
替えの服はもちろん、
風呂に入る前に身に
着けていたものまで
全てなくなっている。
「…なんで…?」
思わず、呟く。
普通に考えれば、
東雲が汚れた服を
持って行って、
新しい服を用意し
忘れた…とか。
律儀な彼にとっては
珍しいミスだが、
それが一番わかり
やすいのでとりあえず
納得しておく。
理由は、まぁ、いい。
ただ、問題は、
この後どうするか。
昨日までの姫乃なら、
バスタオルのままで
出ていくことに、
恥じらいはあっても
躊躇はなかった。
見られて恥ずかしいとは
思うが、餌として以前
裸にされたこともあるし、
そもそも、姫乃の
判断基準では肉の
付きすぎている体に
関心を持たれるなど
思ってもみなかったから。
服が、ない。
替えの服はもちろん、
風呂に入る前に身に
着けていたものまで
全てなくなっている。
「…なんで…?」
思わず、呟く。
普通に考えれば、
東雲が汚れた服を
持って行って、
新しい服を用意し
忘れた…とか。
律儀な彼にとっては
珍しいミスだが、
それが一番わかり
やすいのでとりあえず
納得しておく。
理由は、まぁ、いい。
ただ、問題は、
この後どうするか。
昨日までの姫乃なら、
バスタオルのままで
出ていくことに、
恥じらいはあっても
躊躇はなかった。
見られて恥ずかしいとは
思うが、餌として以前
裸にされたこともあるし、
そもそも、姫乃の
判断基準では肉の
付きすぎている体に
関心を持たれるなど
思ってもみなかったから。