モントリヒト城の吸血鬼①~ヴァンパイアの花嫁~
テーブルの、巨大な皿の上に、全裸で押し倒されている少女。
部屋が薄暗いので、はっきりとした色はわからないが、
色素が薄めの髪と肌とは対照的な濃い色の瞳が特徴的だ。
その華奢な白い手足には、逃げられないよう硬い鎖が繋がれている。
凍夜が少女の耳を軽く噛んでやると、少しの血と、小さな喘ぎ声がこぼれた。
「…恐怖が5、屈辱が3、悦楽が2。まだまだ、淫楽に至った味じゃないね。」
口元に付いた血を舐めとり、その手で少女の頬を撫でる。
「キミの味覚は相変わらず素晴らしい精度ですね。」
ノークスのほめ言葉ぐらいで協力する気にはならないが。
「気が変わった。手伝ってあげるよ。キミに任せてたら、
何時まで経っても腹が膨れそうにないからね。」
与えられる快楽とこれから先の恐怖に満ちた少女の表情。
なのに、血から読み取った感情には絶望がない。
屈辱の味が混ざっているのは見た目と違って、気が強いのだろう。
こういう女の血は決して不味くない。
そう思うと、じわりと食欲がわいてきた。
凍夜の口元にほんの少し笑みが浮かぶ。
少女の頬を撫でていた手が、その首をつっとなぞり、
さらに下のふくらみへと滑っていった。
部屋が薄暗いので、はっきりとした色はわからないが、
色素が薄めの髪と肌とは対照的な濃い色の瞳が特徴的だ。
その華奢な白い手足には、逃げられないよう硬い鎖が繋がれている。
凍夜が少女の耳を軽く噛んでやると、少しの血と、小さな喘ぎ声がこぼれた。
「…恐怖が5、屈辱が3、悦楽が2。まだまだ、淫楽に至った味じゃないね。」
口元に付いた血を舐めとり、その手で少女の頬を撫でる。
「キミの味覚は相変わらず素晴らしい精度ですね。」
ノークスのほめ言葉ぐらいで協力する気にはならないが。
「気が変わった。手伝ってあげるよ。キミに任せてたら、
何時まで経っても腹が膨れそうにないからね。」
与えられる快楽とこれから先の恐怖に満ちた少女の表情。
なのに、血から読み取った感情には絶望がない。
屈辱の味が混ざっているのは見た目と違って、気が強いのだろう。
こういう女の血は決して不味くない。
そう思うと、じわりと食欲がわいてきた。
凍夜の口元にほんの少し笑みが浮かぶ。
少女の頬を撫でていた手が、その首をつっとなぞり、
さらに下のふくらみへと滑っていった。