モントリヒト城の吸血鬼①~ヴァンパイアの花嫁~
「漆黒の覇王(ロード・
オブ・ナイトメア)
…が好きだったわ。」
ふたりが、不思議なモノを
見るような顔で、姫乃を
凝視すると、姫乃は
むっとしてそっぽを向いた。
「なによ…二人揃って、
そんな変な顔しなくたって
いいじゃない。初恋の
人って聞いて、ちょっと
思い出しただけなの!」
「くっはっ…!」
姫乃の言葉を聞き
終えると同時に、
ノークスの方が
ふき出した。
凍夜は微妙な顔で
姫乃を凝視したままだ。
「くっく…よりによって、
漆黒の覇王…ですか…?」
腹を抱えて、こみ上げる
笑いをこらえる。
オブ・ナイトメア)
…が好きだったわ。」
ふたりが、不思議なモノを
見るような顔で、姫乃を
凝視すると、姫乃は
むっとしてそっぽを向いた。
「なによ…二人揃って、
そんな変な顔しなくたって
いいじゃない。初恋の
人って聞いて、ちょっと
思い出しただけなの!」
「くっはっ…!」
姫乃の言葉を聞き
終えると同時に、
ノークスの方が
ふき出した。
凍夜は微妙な顔で
姫乃を凝視したままだ。
「くっく…よりによって、
漆黒の覇王…ですか…?」
腹を抱えて、こみ上げる
笑いをこらえる。