モントリヒト城の吸血鬼①~ヴァンパイアの花嫁~
「…気分は?」
たっぷりと魔力を流し込み、
凍夜の魔力で満ちた姫乃に、
問いかける。
「ふわふわして…
でも、不思議。
さっきまでなかった
火傷の部分の感覚が、
はっきりしてる。」
「…腕、持って。」
そう言って白い包みを渡す。
切断部につなぎ合わせる
ように持たせてから、
凍夜は自分の衣服を
くつろがせて
上半身を晒した。
「…。なに、見惚れてるの?」
「えっ…、み、見惚れて…
無くはないけど…。
その、男の人の裸を
見たこと無かったから、
ちょっと…つい…。」
慌てて恥ずかしそうに
視線をそらす姫乃が
可愛らしくて、
余計なことをしては
いけないと自制しながらも、
つい頬に口づけてしまう。
「後でいくらでも
見せてあげるよ。」
「…。それは…
どうも…。」
「キミのも見るけどね。」
「!」
真っ赤になった姫乃を
抱き寄せ、胸に顔を
近づけさせる。
たっぷりと魔力を流し込み、
凍夜の魔力で満ちた姫乃に、
問いかける。
「ふわふわして…
でも、不思議。
さっきまでなかった
火傷の部分の感覚が、
はっきりしてる。」
「…腕、持って。」
そう言って白い包みを渡す。
切断部につなぎ合わせる
ように持たせてから、
凍夜は自分の衣服を
くつろがせて
上半身を晒した。
「…。なに、見惚れてるの?」
「えっ…、み、見惚れて…
無くはないけど…。
その、男の人の裸を
見たこと無かったから、
ちょっと…つい…。」
慌てて恥ずかしそうに
視線をそらす姫乃が
可愛らしくて、
余計なことをしては
いけないと自制しながらも、
つい頬に口づけてしまう。
「後でいくらでも
見せてあげるよ。」
「…。それは…
どうも…。」
「キミのも見るけどね。」
「!」
真っ赤になった姫乃を
抱き寄せ、胸に顔を
近づけさせる。