モントリヒト城の吸血鬼①~ヴァンパイアの花嫁~
「僕がずっと、キミが
僕を受け入れる準備が
整うまで我慢してた
ことなんて、
全くわかってないの。」

「…?受け入れる、
準備…?」

姫乃をこれだけ
焦れさせることが、
一体何の準備だと言うのか。

「今から、たっぷり
教えてあげるよ。」

一方的に話を終えた凍夜が、
姫乃の柔らかな太ももを
掴んで持ち上げた。

もっとも秘すべきところを
見られて、姫乃は恥ずかしさに
全身が熱くなる。

「そんなところ、
見ちゃ…んぁっ。」

見られたと思うだけでも
体中がえもいわれぬ
快感で痺れているのに、
突然温かく柔らかいものに
内股の奥をなぞられ、
姫乃はのけぞって喘いだ。
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