小さな恋の虹〜キミと描く夢〜


ダイビングの後は、キャンプ場に向かうまでの時間、みんなでビーチドッヂボールをして楽しんだ。


海に潜って、砂浜でドッヂボールをした体はもうクタクタ。


キャンプ場へ向かう時間にはまだ少し早いけれど、夕飯までに少し体を休めたくて、15時頃キャンプ場へ移動した。


この海岸の近くにあるキャンプ場はたくさんの木々に囲まれていて、島の夏の自然を全身で感じることができる。


頭上で茂る枝が太陽の陽ざしを遮っているので、少しだけ涼しくなった。


ここは夏になると全国からたくさんのキャンバーが訪れる為、夏の間だけはもともとテントが張られた状態でレンタルされている。


自分達でテントを張る必要がないからちょっとラッキー。


バーベキューの道具や食材も、前もって予約をしているとお肉屋さんが時間に合わせて準備をしてくれる。


最近は何でも便利になり過ぎて、キャンプの醍醐味がなくなったような気がするけど、そのおかげで失敗もなくめいっぱい楽しめるから、ドジなあたしにとってはすごく有り難い。


「ねぇねぇ、この木の下でみんなで集合写真撮ろうよ!」




< 66 / 495 >

この作品をシェア

pagetop