俺は獣人×私は人間

*******


逃げて行く奴らを

見届けて俺は

美鈴をみたら

美鈴ビクッとして

目を泳がせていた。


わっかりやす…


「いっとくけど、助けなんか必要なかったんだからね!!」


ツンデレか!

一人でツッコミを

つけてちょっとため息がでた。


「もぅ囲まれんなよ」


「うん…頑張る」


二カッと笑い

つられて笑顔がでてきた。


「なに笑ってんのよ」


「別に」


「それより、これからどうするの…?」


そうだ、

この町は獣人の町だ。

このまま行くと

美鈴に危険が及ぶ。
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