俺は獣人×私は人間

「美鈴ちゃん……」


動物たちも心配した目で

私をみていた。


「結局どうした?」


堂々とした態度の大きい猫が

問いかけてきた。


「実はね……」


ここにくる前のことを

みんなに話した。


「ってことなの…」


「よわ、あの人をさけているってことだね?」


「うん」


「何で避ける必要があるの?」


ちょっと大きめな小鳥さんがいった。

確かに……なんで避ける必要が

あるんだろう……!

私は私なりに堂々と

してればいいじゃない!


「やっぱり、食べに行こうっ!!」


動物たちに励まされ

その気になった私だったが

その後予想外のことが

起きるのだった……
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