俺は獣人×私は人間
「人間に…ですか?!」
家来は女を見て
「なんで人間がここにいるんだ!!」
というような目をしていた。
「うるさい、早く持ってこい」
「は……はい」
家来はささっと部屋からでた
「別に食欲なんてないわ」
「食わんと餓鬼に対応出来なくなるぞ」
「餓鬼?…へぇ、そういえばここは獣人の国だっけ…?」
すると女はニッと冷たく笑った
「餓鬼に食べられたほうが早いかもね?」
「はっ?」
「いいわ。自分で死ぬより餓鬼に殺されたほうにしようかな?」
こいつ…どんだけ死にたいんだ…?
女は続けた
「それとも、ここのお城にいる人にあいて顔をだして殺されるのもわるくないかもね?」
パシッ