俺は獣人×私は人間


俺は無意識に女を平手打ちをした


「いた…」


「あっごめん…でも…自分から死にたいというのは俺の前で言うな」


「……」


女は今でも泣きそうな顔でうつむいてしまった。

そしてーー……


「もぅいいよ。」
「おまたせしました」


召使の声と女の声がかぶった

召使め…空気読めっての…


「…外に行く」


「おいっ!」


女の手を引っ張ろうとしたが召使が掴んできた。

そのせいで女はどっかへ行ってしまった


「なにすんだよ!」


「王子、人間を連れているともぅ街中が大騒ぎです」


もう伝わったか…


「わーったよ。親父のとこへ行けばいいんだろ?」


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