俺は獣人×私は人間
第一章


*ーーーーー*


「美鈴…悪いがスープをつくってくれんかの?」


「うん、いいよ」


「悪いねぇ…」


「そんなことないよ」



私はキッチンに向かった

じゃがいも、にんじん、玉ねぎなど

ある程度の食材を手にもち

まな板に置いた。


「今日もおいしいの作るからね!」


「ありがとう…」


〝ありがとう″なんて…

私を拾ってくれたおばあちゃん

私を拾ってくれてありがとう…

感謝しきれないよ

そう思い野菜を切っていった




< 2 / 200 >

この作品をシェア

pagetop