俺は獣人×私は人間

*励まし



*リコル視点*


…………いいのだろうか?

俺の頭はそれしか

思いつかなかった

本当にこいつを親父に

見せてもいいのだろうか…?

女の方へ顔を向けると

プイッと違う方向へ

顔を向けた。

ちょっと…いや、かなり

むかつく…

でも少し愛おしくて…

もう我慢できねぇ…



「おい」


「ん?」


「逃げるぞ」


「……は?」


「だーかーら、逃げるぞ」


俺はそういい

王室とは逆のちがう部屋へ

走った



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