俺は獣人×私は人間


やっぱり…

知っているはずなのに

ちょっとズキっとした。


「なぜです?そんなの私の勝手では?」


「わしに向かってそんな口をするようになったのか?」


「私はもう子供ではありません。私だって恋をします」


んー…何をはなしてんだ…?


「お前…人間に恋でもしたのか?」


そう言った王様は私をチラっと

見た

あぁ…それは誤解と

思います。

決して私でわないですから。

「恋は別に人間でも獣人でも変わりませんが?」


「笑わせるな!!愚か者!!お前には許嫁がおるだろう?!!」


許嫁…

まぁ王子様だもんね…

そういう世界だもんね…

そういうところは

人間の国でも

変わらないんだなぁ

んま、私は庶民ですがね、

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