俺は獣人×私は人間

「王子!いけます!!」


「よし、そのまま突っ込め!!!」


俺の合図に従って

兵士たちは

一斉につっこんだ。


いける!!


そう勝利を誓った

そのときだった。



「あれは何だ?!」


「なにかが落ちてきてるぞ!」


俺の兵士たちから

そういう声がでたから

兵士たちがさす

方向へ目をやると、



傷だらけの服装

所々に血が出ている

凛とした顔

頭につけてるリボンのカチューシャ

茶色の髪の毛


あれは…
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