俺は獣人×私は人間
行くなって……!
そんなこと言われると
戸惑うじゃない…
「私は医者なんかじゃないのよ?」
「いいから…!」
これ以上
喋らすのは
さすがにダメだと思い、
やつのそばに
いるしかなかった。
私は頭を
フル回転して
どうすればいいか
考えた。
ここにいて、もしこのまま死んじゃったらどうするの?
こにままそっとしてやって死なせればいいんだ!
でも、私を2回も助けてくれたのよ?
それはそれ、第一やつはこの国の王子だ!そのまま死なせれば獣人は滅びるかもしれない!
ちがう私と
ちがう私が
そんなこと言ってる間に
どうすればいいか
考えた。