俺は獣人×私は人間

しかし

王様は冷静で、


「なら話は早い。おまえの王座はあやつに渡すことになった。もし、いやならこの場でその人間を殺すんだな。」


「はっ、美鈴を殺すくらいなら王座なんていらねぇよ!!」


「ならばおまえはここでしね!!」


ここで

戦うつもりですか?!

それだけは

止めないと!!


「王様、リコル様、ここでは少しっ!」


すると

王様とリコル様は

顔を見合わせて、


「しかたがあるまい」


「ちっ」


救護室から

出て行った。
< 96 / 200 >

この作品をシェア

pagetop