光のもとでⅠ
「俺でよければ部活から帰ってきたあとにやるけど?」
「司先輩……。でも、勉強や読書の時間――」
「三十分や一時間くらい問題ない」
「でも……」
困ると御園生さんを見るのは翠の癖だな……。
「甘えたら?」
御園生さんの言葉を聞いて、再度俺を見た。
「翠が決めていい」
「さっきも言ったけど、司の腕は保証するよ?」
兄さんの受け売りに、
「本当に……いいんですか?」
不安そうに訊いてくる。
「問題ない」
「……お言葉に甘えます。お願いします」
「了解」
「それからっ……具合悪いの、気づいてくれてありがとう」
「それ、俺からも感謝」
翠と御園生さんふたりにお礼を言われた。
でも、そういうのにも慣れてない……。
「司先輩……。でも、勉強や読書の時間――」
「三十分や一時間くらい問題ない」
「でも……」
困ると御園生さんを見るのは翠の癖だな……。
「甘えたら?」
御園生さんの言葉を聞いて、再度俺を見た。
「翠が決めていい」
「さっきも言ったけど、司の腕は保証するよ?」
兄さんの受け売りに、
「本当に……いいんですか?」
不安そうに訊いてくる。
「問題ない」
「……お言葉に甘えます。お願いします」
「了解」
「それからっ……具合悪いの、気づいてくれてありがとう」
「それ、俺からも感謝」
翠と御園生さんふたりにお礼を言われた。
でも、そういうのにも慣れてない……。