光のもとでⅠ
11~14 Side Momoka 02話
翠葉の言葉に皆が唖然とした。
だって、普通年頃の男女が交えてする内容じゃない、わよね……?
なのに、翠葉ときたら「みんな息してる?」なんて不安そうな顔で尋ねてくる。
本当に……なんといったらいいのかこの子は……。
絶対に一歳年上なんて信じないわ……。
「っていうか簾条……これって男女交えて話すことなのか? それとも、これ、何かのバツゲームとか……?」
佐野が真面目な顔で訊いてきた。
っていうか、なんで私に訊くのよ……。
「佐野、違うわよ。翠葉がそんなこと考えるわけがないじゃない。もっとも……私もこんな境遇は初めてよ」
飛鳥が翠葉の額に手を伸ばし、「熱はないみたいだけど?」と海斗を見る。
海斗は海斗で手にしていた携帯を見て、
「血圧も問題ないっぽい……。秋兄、これ改良して脳波とかも加えてくんないかな」
と、頭を捻る。
「「そういう問題じゃないから」」
思わず佐野と言葉がかぶりほっとする。
まともな考えを持った人間がもうひとりいてくれて……。
翠葉を除く四人は顔を見合わせ黙ったまま視線をめぐらせる。
仕方ない、仕切るか……。
だって、普通年頃の男女が交えてする内容じゃない、わよね……?
なのに、翠葉ときたら「みんな息してる?」なんて不安そうな顔で尋ねてくる。
本当に……なんといったらいいのかこの子は……。
絶対に一歳年上なんて信じないわ……。
「っていうか簾条……これって男女交えて話すことなのか? それとも、これ、何かのバツゲームとか……?」
佐野が真面目な顔で訊いてきた。
っていうか、なんで私に訊くのよ……。
「佐野、違うわよ。翠葉がそんなこと考えるわけがないじゃない。もっとも……私もこんな境遇は初めてよ」
飛鳥が翠葉の額に手を伸ばし、「熱はないみたいだけど?」と海斗を見る。
海斗は海斗で手にしていた携帯を見て、
「血圧も問題ないっぽい……。秋兄、これ改良して脳波とかも加えてくんないかな」
と、頭を捻る。
「「そういう問題じゃないから」」
思わず佐野と言葉がかぶりほっとする。
まともな考えを持った人間がもうひとりいてくれて……。
翠葉を除く四人は顔を見合わせ黙ったまま視線をめぐらせる。
仕方ない、仕切るか……。