光のもとでⅠ
きっと私は蒼樹さんのことが好きだ。
もし付き合えたならデートもしたいし色んな話をしたい。
どんなことが好きなのか、食べ物は何が好きで何が嫌いなのか。
手だってつなぎたいし、キスもしたい……かな。
不意に、あの端整な顔が脳裏に浮かび頬が熱を持つ。
「桃華、顔赤いよ?」
「えっ!? あ、少し暑いだけ……」
私らしくない間抜けな言い訳……。
この部屋普通にエアコンきいているのに。
でも……その先、翠葉が一番気にしている部分。
性行為、これは別ものかしらね……。
彼氏彼女恋人はいい。
でも、婚約や結婚はそんなに安易に決めていいものじゃない。
だから、お見合いなんて真っ平ごめんだわ……。
"お見合い"という言葉を思い出すだけでも嫌気がさす。
次の日曜日はどうやって切り抜けようか……。
誰か隣に立ってくれる人――蒼樹さんにお願いできないかしら……。
――違う、今は翠葉の相談内容を考えなくちゃ。
もし付き合えたならデートもしたいし色んな話をしたい。
どんなことが好きなのか、食べ物は何が好きで何が嫌いなのか。
手だってつなぎたいし、キスもしたい……かな。
不意に、あの端整な顔が脳裏に浮かび頬が熱を持つ。
「桃華、顔赤いよ?」
「えっ!? あ、少し暑いだけ……」
私らしくない間抜けな言い訳……。
この部屋普通にエアコンきいているのに。
でも……その先、翠葉が一番気にしている部分。
性行為、これは別ものかしらね……。
彼氏彼女恋人はいい。
でも、婚約や結婚はそんなに安易に決めていいものじゃない。
だから、お見合いなんて真っ平ごめんだわ……。
"お見合い"という言葉を思い出すだけでも嫌気がさす。
次の日曜日はどうやって切り抜けようか……。
誰か隣に立ってくれる人――蒼樹さんにお願いできないかしら……。
――違う、今は翠葉の相談内容を考えなくちゃ。