光のもとでⅠ
「俺ら、別に責めたかったわけじゃないんだよ?」
空太くんに言われて、また顔を上げる。
「え……?」
「どっちかっていうと、賭け。遊びの対象に近いものがあったわね」
桃華さんが補足してくれる。
賭け……遊び……?
「翠葉、違うよっ!? からかうとかそういうんじゃないよ?」
すぐに飛鳥ちゃんが否定してくれる。
「翠葉ちゃんってどっか抜けてるでしょ? だから、聴いていたら全曲覚えてそうだけど、聴いてなかったら一曲もわからないだろうね、って話をしてたの」
希和ちゃんがクスクスと笑いながら教えてくれた。
「そこに、海斗が俺の誕生日も祝えとか言い出して、じゃ、賭けをしようぜ! って話になったんだ」
佐野くんの言葉になるほど、と思った。けど――。
空太くんに言われて、また顔を上げる。
「え……?」
「どっちかっていうと、賭け。遊びの対象に近いものがあったわね」
桃華さんが補足してくれる。
賭け……遊び……?
「翠葉、違うよっ!? からかうとかそういうんじゃないよ?」
すぐに飛鳥ちゃんが否定してくれる。
「翠葉ちゃんってどっか抜けてるでしょ? だから、聴いていたら全曲覚えてそうだけど、聴いてなかったら一曲もわからないだろうね、って話をしてたの」
希和ちゃんがクスクスと笑いながら教えてくれた。
「そこに、海斗が俺の誕生日も祝えとか言い出して、じゃ、賭けをしようぜ! って話になったんだ」
佐野くんの言葉になるほど、と思った。けど――。