光のもとでⅠ
制服は着替えたけれど、身体がだるい。
だるいというよりは眠い……。
手洗いうがいをすませてキッチンへ行くと、
「リィは座ってな」
と、キッチンを追い出された。
でも、今キッチンに入ったところで足手まといにしかならない気もして、その言葉に甘えることにする。
私の定位置。
ラグに座ってテーブルに身体を倒す。と、頬にテーブルのひんやり感が伝わる。
玄関から音が聞こえると、海斗くんと司先輩が入ってきた。
司先輩はキッチンに直行で、海斗くんは真っ直ぐリビングへやってくる。
「やっぱ具合悪いの?」
「うーんと……眠いの」
「そうか、そうだよな! うん、育ち盛りは眠いんだよなっ」
と、自信満々で同意される。
育ち盛りで眠いというわけではないのだけど……。とにかく眠いのだ。
だるいというよりは眠い……。
手洗いうがいをすませてキッチンへ行くと、
「リィは座ってな」
と、キッチンを追い出された。
でも、今キッチンに入ったところで足手まといにしかならない気もして、その言葉に甘えることにする。
私の定位置。
ラグに座ってテーブルに身体を倒す。と、頬にテーブルのひんやり感が伝わる。
玄関から音が聞こえると、海斗くんと司先輩が入ってきた。
司先輩はキッチンに直行で、海斗くんは真っ直ぐリビングへやってくる。
「やっぱ具合悪いの?」
「うーんと……眠いの」
「そうか、そうだよな! うん、育ち盛りは眠いんだよなっ」
と、自信満々で同意される。
育ち盛りで眠いというわけではないのだけど……。とにかく眠いのだ。