光のもとでⅠ
蒼兄は重荷じゃないって言ってくれるけど、私がそう感じてしまうのはどうやらやめられないみたい。
私はどうしたらいいのかな……。
四月から急に周りに人がたくさんいるようになって、人の気持ちが行きかう中で未だに自分がどこにいたらいいのかがわからない。
桃華さんたちと一緒にいるときや、司先輩と一緒にいるときは楽なのに、ほかの人が入ってくると、途端にバランスが取れない人みたいになってしまう。
それでも、支えてくれる手があったからその中でも立っていることができた。
けれど、その支えがなくなったら……?
私はいったいどうなってしまうのだろう。
何か色々と考えなくちゃいけないことはあるけれど、全部放棄してしまいたい気持ちもある。
私、今、そんなに余裕はないの――。
私はどうしたらいいのかな……。
四月から急に周りに人がたくさんいるようになって、人の気持ちが行きかう中で未だに自分がどこにいたらいいのかがわからない。
桃華さんたちと一緒にいるときや、司先輩と一緒にいるときは楽なのに、ほかの人が入ってくると、途端にバランスが取れない人みたいになってしまう。
それでも、支えてくれる手があったからその中でも立っていることができた。
けれど、その支えがなくなったら……?
私はいったいどうなってしまうのだろう。
何か色々と考えなくちゃいけないことはあるけれど、全部放棄してしまいたい気持ちもある。
私、今、そんなに余裕はないの――。