光のもとでⅠ
「静はきついことを言うけれど、基本的に間違ったことは言わないし、なんとも思ってない人間に言葉をかける人間でもない」
「うん……」
「学校は楽しいみたいだな」
「うん」
「友達ができたって聞いた。桃華ちゃんと飛鳥ちゃんと海斗くんと佐野くんだっけ?」
「うん、ほかにも理美ちゃんや希和ちゃん、空太くん、司先輩、いっぱいいる」
「そうだ、生徒会にも入ったって聞いたぞ。あの学校の生徒会は楽しいぞー。たくさん悪巧みしてこい!」
「……お父さんも生徒会役員だったの?」
「いんや、父さんはクラス委員サイドで静にこき使われまくってたほうだ。でも、碧は副会長やってたぞ」
それは初耳だった。
「じゃぁ、もしかしなくても会長は静さんよね?」
「当たり。当時からかわいげなかったぞー。教師にも一目置かれちゃうようなやつだったからな」
なんだか司先輩っぽい……。
「うん……」
「学校は楽しいみたいだな」
「うん」
「友達ができたって聞いた。桃華ちゃんと飛鳥ちゃんと海斗くんと佐野くんだっけ?」
「うん、ほかにも理美ちゃんや希和ちゃん、空太くん、司先輩、いっぱいいる」
「そうだ、生徒会にも入ったって聞いたぞ。あの学校の生徒会は楽しいぞー。たくさん悪巧みしてこい!」
「……お父さんも生徒会役員だったの?」
「いんや、父さんはクラス委員サイドで静にこき使われまくってたほうだ。でも、碧は副会長やってたぞ」
それは初耳だった。
「じゃぁ、もしかしなくても会長は静さんよね?」
「当たり。当時からかわいげなかったぞー。教師にも一目置かれちゃうようなやつだったからな」
なんだか司先輩っぽい……。