光のもとでⅠ
「携帯のバッテリーは途中のコンビニで買うようだね」
「そうだな」
ふたりを見ていると、自分が帰ってくる必要などなかったように思えてくる。
「母さん、翠葉のシャンプーとかバスグッズ用意してあげて」
蒼樹に言われて洗面所に向かい、温泉や旅行用に買ったバッグを洗面台の下から取り出す。
中にはウォッシュタオルもシャンプーもトリートメントも入っていた。
「あとは石鹸ね……」
翠葉が作った石鹸を箱の中から取り出すと、ふわりとアロマの香りがした。
ほかにはバスタオルとフェイスタオル、ハンドタオルを二枚ずつ。
歯ブラシセットなども揃えて翠葉の部屋に戻ると、
「碧さん、念のために生理用品なんかも」
唯くんに言われて唖然とした。
「そうだな」
ふたりを見ていると、自分が帰ってくる必要などなかったように思えてくる。
「母さん、翠葉のシャンプーとかバスグッズ用意してあげて」
蒼樹に言われて洗面所に向かい、温泉や旅行用に買ったバッグを洗面台の下から取り出す。
中にはウォッシュタオルもシャンプーもトリートメントも入っていた。
「あとは石鹸ね……」
翠葉が作った石鹸を箱の中から取り出すと、ふわりとアロマの香りがした。
ほかにはバスタオルとフェイスタオル、ハンドタオルを二枚ずつ。
歯ブラシセットなども揃えて翠葉の部屋に戻ると、
「碧さん、念のために生理用品なんかも」
唯くんに言われて唖然とした。