光のもとでⅠ
06 Side Tsukasa 01話
「司、どこ行くん?」
「野暮用」
「ふーん、この暑い中よく外に出る気になるな?」
ケンといくつか言葉を交わしてから弓道場をあとにした。
部室に戻ってタオルを濡らし、身体の汗を拭う。
制服に着替えると昼食のおにぎりをふたつ食べ、お茶を飲み干して部室を出た。
昼時なら翠も起きているだろう。
そう思い、自転車で病院へ向かうと、病院に着く頃には再び汗をかいていた。
ハンカチで額の汗を拭い、正面玄関に留まる。
ここだけは冷房の温度が低めに設定されているため、しばらくそこにいると汗は引いた。
「野暮用」
「ふーん、この暑い中よく外に出る気になるな?」
ケンといくつか言葉を交わしてから弓道場をあとにした。
部室に戻ってタオルを濡らし、身体の汗を拭う。
制服に着替えると昼食のおにぎりをふたつ食べ、お茶を飲み干して部室を出た。
昼時なら翠も起きているだろう。
そう思い、自転車で病院へ向かうと、病院に着く頃には再び汗をかいていた。
ハンカチで額の汗を拭い、正面玄関に留まる。
ここだけは冷房の温度が低めに設定されているため、しばらくそこにいると汗は引いた。