光のもとでⅠ
「点滴人間なんだから、そんなに先へ行くな」
言うのと同時、首の後ろで何か作業をしている。
「……何?」
「お土産」
え……?
ツカサの手が首もとを離れ、髪の毛を持ち上げられた。
すると、首に何かがぶら下がる。
手に取ってみると、ガラス玉――。
「……違う、とんぼ玉……?」
「お土産っていっても食べ物じゃないほうがいいと思ったし、でもこれといったものもなかったから、露店で見かけたとんぼ玉。悪いけど、精巧なつくりじゃないし安物だから」
だから何……?
「すごく、すっごく嬉しいよっ!?」
だって……。
「大好きな淡い緑だし、お花の模様がついているし、ガラス好きだし、ツカサが選んでくれたのでしょう?」
言うのと同時、首の後ろで何か作業をしている。
「……何?」
「お土産」
え……?
ツカサの手が首もとを離れ、髪の毛を持ち上げられた。
すると、首に何かがぶら下がる。
手に取ってみると、ガラス玉――。
「……違う、とんぼ玉……?」
「お土産っていっても食べ物じゃないほうがいいと思ったし、でもこれといったものもなかったから、露店で見かけたとんぼ玉。悪いけど、精巧なつくりじゃないし安物だから」
だから何……?
「すごく、すっごく嬉しいよっ!?」
だって……。
「大好きな淡い緑だし、お花の模様がついているし、ガラス好きだし、ツカサが選んでくれたのでしょう?」