光のもとでⅠ
「スイハ、おまえはストレスの解消法を知らなさ過ぎるんだ。ストレスを受ける受けないの問題じゃない。それを自己処理できるかできないかの問題だ。おまえはただ、ストレスっていうものがどういうものかもわかってないだろ? それをわからせて、さらには対処法を教えること。そこまでが俺の仕事だと思ってる」
「カウンセラー……?」
「近いものはある。が、物理的な治療が必要なことも確かだ。俺は甘えろなんて言わねーぞ。がっつり勉強しやがれ極甘少女」
さっきまでの真剣な顔はどこへやら……。
先生はいつものようにケケケ、とふざけた顔をして笑いだした。
「姫さん、トレイよこせや」
先生は栞さんが手にしていたトレイを取り上げ、そのままベッドの上に置く。
「カウンセラー……?」
「近いものはある。が、物理的な治療が必要なことも確かだ。俺は甘えろなんて言わねーぞ。がっつり勉強しやがれ極甘少女」
さっきまでの真剣な顔はどこへやら……。
先生はいつものようにケケケ、とふざけた顔をして笑いだした。
「姫さん、トレイよこせや」
先生は栞さんが手にしていたトレイを取り上げ、そのままベッドの上に置く。