光のもとでⅠ
28
あの日から二日が経っていた。
けれどもツカサは来ない。
毎日、ツカサが来てくれることが日課になっていた。
朝か夕方、それから時々お昼も……。
それを普通だとか当たり前なんて思ったことはない。
ただ、日課になっていただけ。
唯一の楽しみで、唯一の拠り所だった。
ツカサとの他愛のない会話が好きだった。
「もう、来てもらえないのかな……」
圏外になっている携帯に視線を向け、再生ボタンを押せば単調な声が聞こえてくる。
一から十までの数だけではなく、違う声も聞きたいのに携帯はつながらない。
けれどもツカサは来ない。
毎日、ツカサが来てくれることが日課になっていた。
朝か夕方、それから時々お昼も……。
それを普通だとか当たり前なんて思ったことはない。
ただ、日課になっていただけ。
唯一の楽しみで、唯一の拠り所だった。
ツカサとの他愛のない会話が好きだった。
「もう、来てもらえないのかな……」
圏外になっている携帯に視線を向け、再生ボタンを押せば単調な声が聞こえてくる。
一から十までの数だけではなく、違う声も聞きたいのに携帯はつながらない。