光のもとでⅠ
「相馬、今日は俺がついているからおまえは寝てこいよ」
「あ゛? おまえ明日は?」
「オペもカンファレンスも入ってねぇから言ってんだ」
「栞姫は?」
「さっき連絡入れた。そしたら翠葉ちゃんについててやってくれって」
「なら遠慮なく」
相馬先生はカートを押して病室を出ていった。
「ほれ、俺はあっちに行っててやるから、気になる中身を確認しただどうだ?」
昇さんがソファに寝転がるのを確認してから封筒を開けた。
人から手紙をもらうのはどのくらい久しぶりだろうか。
しかも、男子から……。
あ、でも、学校を休んだとき、授業ノートに一言メモみたいなお手紙はもらったことがある。
海斗くんや佐野くん、飛鳥ちゃんや桃華さんはどんな夏休みを過ごしているのかな。
少なくとも、病院で過ごしているのは私だけだろう……。
落ち込みそうな気持ちを押さえ、封筒の中身を取り出した。
「あ゛? おまえ明日は?」
「オペもカンファレンスも入ってねぇから言ってんだ」
「栞姫は?」
「さっき連絡入れた。そしたら翠葉ちゃんについててやってくれって」
「なら遠慮なく」
相馬先生はカートを押して病室を出ていった。
「ほれ、俺はあっちに行っててやるから、気になる中身を確認しただどうだ?」
昇さんがソファに寝転がるのを確認してから封筒を開けた。
人から手紙をもらうのはどのくらい久しぶりだろうか。
しかも、男子から……。
あ、でも、学校を休んだとき、授業ノートに一言メモみたいなお手紙はもらったことがある。
海斗くんや佐野くん、飛鳥ちゃんや桃華さんはどんな夏休みを過ごしているのかな。
少なくとも、病院で過ごしているのは私だけだろう……。
落ち込みそうな気持ちを押さえ、封筒の中身を取り出した。